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2009/05/12 (Tue) 身の上ばなし 脱出

飼主がさぼっているので、わたしからお話ししましょう。

数日前のことです。
わたしはキャリー入りで庭に出て、外を見ていたのです。
このキャリーの小窓は、頭と足一本までは出るのですが、それ以上は出ません。
鳥や虫を見ながら、わたしはのんきに日なたぼっこをしていました。
庭では家の人が花の手入れをしていたので、心細い思いもしませんでした。

2009051005.jpg

ちょっとたってから、家の人が庭の仕事を終わらせて、わたしを家の中に連れて行ってくれたんですけど、わたしは、もうちょっと出ていたかったんです。
「もうちょっといようよ」と家の人にねだったんです。
飼主もいました。
「しようがないなあ。出してあげるよ」
飼主はぶつくさ言いながら、わたしをキャリーごと、わたしを窓から露台の上に出すと、ぴしゃっと窓を閉めてしまったのです。

わたしは、一人でいるのが嫌いなんです。
飼主だって、よーくわかっています。
ちょっとならいいんですけど。
長い時間は、いやです。
特に、外には、カラスやスズメやよそのネコがいるんです。
五分たちました。
スズメがわたしに気づいて高い声を出しはじめました。
「ネコだ、ネコだ、気をつけろ」
仲間同士で大騒ぎしてます。
どうってことはないけど、うるさいです。
二羽三羽と集まってきて、近くを飛びながら騒ぐんですもの。
また五分たちました。
カラスが飛んできて、電線の上からわたしを見下ろしています。
「オレ、ネコの目玉が好物なんだ」
そんないやがらせを言うカラスです。
「ネコの目玉を、オレは今までに九十九個食べたんだ。オマエので百個目だ」
嘘に決まっています。
そんなに、ネコを襲っているのに、無傷で済んでるなんてことないですもん。
お向かいのカールにも同じこと言ったらしいですけど、口ばっかりでなにもしなかったって言います。
ええ、嘘ですよ。
多分…
…えーと、きっと…。
カラスなんて、たいてい口ばっかりです。
でも、嘘かどうかなんて、本当は興味ないです。
カラスと喧嘩する気なんて、ないですもん。
時間はたちます。
カラスもスズメもいます。
うるさいです。
飼主も家の人も出てきません。
時間、どれくらいたったんでしょう。
もう、みんな、わたしのこと忘れて、ほうっぽりだしているんじゃないでしょうか。

だんだん、腹が立ってきました。
わたしは小窓から顔をつきだしました。
右の前足も一緒に出して、ふんばりました。
左の前足を出せばするっと、体が抜けるはずなんです。
ちょっと無理っぽいけど…がんばれば、どうにかなるに決まっています。
キャリーが、傾きました。
右に体重をかけたんで、ぐらっと左へ。
壁が床になって、床が壁になりました。
それから、また、床が壁になって、壁が床になって、露台の上からキャリーが、地面に落ちていきました。
あぶない、と思いました。
わたしは、キャリーの中に体をひっこめ、丸まりました。
すとん。
重力にひかれて、わたしの体ははねあがり、床の上にまた、落ちました。
今度の床は、元は天井だったところです。
扉もあります。
扉の小窓もあります。
プラスチックの外開きの小窓を押すと、外に開きました。
わたしの胸よりも低い場所が出口です。

小窓からは、頭と前足一本しか出ません。
床が床だったときは、です。
小窓は、わたしの胸よりも高いところにあるんで、体をひっぱりあげないと、いけません。
でも、小窓が低いところにあるときは、別です。
うんと、体を低くして、足を横に広げて平べったくなれば、けっこう狭いところでも通れるのです。
「ネコだネコだネコだ」
「目玉だ目玉だ目玉だ」
カラスとスズメが騒ぐ中、わたしは小窓を通り抜けました。
それから、家の玄関に向かって、走ったんです。
肉球が砂利を踏んづけて走りにくかったですけど、そのときは、気になりませんでした。

風除室のガラス戸は閉じていました。
ふだん、内側から、わたしは外を見ているんですけど、今度は外から内側を見る羽目になったんです。
コンクリートのコロコロ床も見えます。
暑いときは、抜け毛をとるのに、転げまわるんです。
わたしがのってる窓枠も見えます。
でも、ドアは閉じています。
ここでどうするか。
もちろん、あきらめません。
ドアをにらんでいれば、開くに決まっているんです。
ほら。
家の中から音がします。
誰かが、サンダルをはいて、玄関のタイルの上に降りた音です。
それから、玄関のドアを開けて、風除室に出て…。
わたしを見て、叫ぶんです。

「あらー、ピーちゃん、そっくりの猫」

家の人がドアを開けたとたん、わたしは家の中に走りこみました。
水とご飯とトイレのある家の中へ。
わたしがカリカリを食べているのを、飼主がぼーぜんと見ています。
「どしたの、ピー。キャリーは?」
もちろん、キャリーは飼主が拾いに行きました。

2009051101.jpg

こうして、自分で戻ってこられたわたしですが、お気づきでしょうか。
右目の下に、小さなすり傷を作ったのです。
無理矢理出てくるときに、キャリーのどこかですったんですからね。
間違っても、カラスだのスズメだのにやられたんじゃないですからね。
そこんとこ、覚えておいてください。

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身の上ばなし | comment(0) |


2009/05/10 (Sun) クロフネツツジと庭見る猫

つぼみの頃。

2009051001.jpg

咲きはじめ。

2009051002.jpg

満開。

2009051003.jpg

庭のクロフネツツジです。
 今年もきれいに咲いてくれました。

2009051004.jpg

庭を見るピーと、黄色いカタクリ。

2009051005.jpg

 このとき、誰が予想したでしょうか。
 一時間後にドラマがあることを   (つづく)

現在 | comment(0) |


2009/05/02 (Sat) 銀ちゃんの二冊目。

有名猫ブログの本、二冊目が出たそうです。
 アップで見るアメショの顔って、悪人面ですね…。

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 アメリカの男優によくある、ジャガイモ顔。
 古いところでアーネスト・ボーグナインとか、新しいところでブラピとかマット・ディモンとかが、アメショ系列に見える。

猫の本 | comment(0) |


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Author:ararato&P
本名ピピ、略称ピー。チビの頃「ピー」としか鳴かなかったんで定着。サバトラの♀、多分2005年6月生まれ。管理人宛メールフォーム

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